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花蓮出張再び [サバイバル中国語会話]

再度,花蓮(ふぁーりえん)に出張することとなった.今回は同僚の車で行く.彼らは花蓮だけでなく他の場所も行かねばならぬということで早朝4時30分に出発.昨夜は早めに寝たのだがそういう日に限って外で大きな声でガヤガヤやっている輩がいる.結局寝付けず,寝たのはおそらく1時ころではなかろうか.

車はきっかり4時間で花蓮に到着.花蓮に行くにはかなり曲がりくねった岸壁にへばりついた道を行かねばならぬので寝ようにもなかなか寝れるもんではない.しかも運転手はかなり飛ばしている.少し気分が悪くなった.

到着して,他の二人は別の場所へすぐ移動.そちらの場所が首尾よく終われば迎えに来てくれることになった.仕事現場はかなり辺鄙な場所で,花蓮駅からかなり遠い.バスがあるかも分からないし,ない場合はタクシーになる.うわさだとタクシー代は出ないらしいのでなるべく安く帰りたい.彼らがやってくることを期待したい.

今回はさすがにすぐ問題は解決せず,あれやこれや奮闘.ひと段落ついたところで食事に出かけた.以前来たときは車だったので食堂まで大した距離ではないと思っていたが歩くと意外とあった.食後,珍珠奶茶(ちんつーないちゃー,タピオカミルクティー)を頼んで,店の人も「珍珠奶茶?」と聞き返してきたので「是(どえ,はい)」と答えたのにない茶が出てきてしまった.ダメなて店員だ.

仕事現場に戻ると一緒にきた二人から置手紙があった.彼らの仕事は首尾よく終わったらしく更にもう一つ別のところに行くから迎えに来ないというものであった.どうやって帰ればいいんだ?俺.

午後もいろいろやっているとどんどん時間が過ぎ,結局,4時過ぎに終了.遅くなると中歴まで帰れなくなるので急いで駅に向かうことにする.守衛室でタクシー呼んでくれと頼んでみると,英語の分かるバイト学生が出てきて電話してくれた.駅まで300元で連れて行ってもらえるらしい.バスはなし.日本に興味があるらしく,日本の地図を書いて地名を教え,日本語も少し教えてあげた.

駅には4時30分くらいについて切符を買う.「中歴(じょんりー),中歴」と連呼するも「中歴没有(じょんりーめいよー,中歴ありません)」と言われ,そんなわけないだろうと思い,更に連呼.そうしたらやっと切符を出してくれて,見るともうあと2分くらいで出る電車だった.切符きりの駅員が「三月台(さんゆえたい,3番線ホーム)」と親切に教えてくれた.

切符をよく見てみると普通は4時間くらいのはずだが中歴まで5時間くらいかかる.よくみると電車の名前も自強号(つーちあんはお,特急)じゃなく莒光号(ちゅぃこわんはお,急行)だった.切符売りのおばちゃんが行ってたのは「中歴までの直通特急がない」ということだったのだろう.案の定,特急に3回抜かれてしまった.気を利かせて台北でいったん切って,花蓮-台北,台北-中歴でそれぞれ特急の切符にしてくれればいいもんだが,そこまで気がきかないようだ.ちゃんと喋れない罰として受け入れるしかなさそうだ.

最寄駅からの終バスには間に合ったのでよしとしよう.
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